ホープツーリズムとは、震災・原発事故の被災地域をフィールドとした、福島県が推進するアクティブラーニング対応型の新しい教育旅行プログラム。
世界で類を見ない複合災害(地震・津波・原発事故・風評)の事実、教訓、復興からの学びは「震災・防災学習」の枠では収まらない。施設見学、フィールドワーク、復興に挑戦する人々(ヒューマン)との対話によるインプットと震災・原発事故を「福島だけの問題(他人事)」と限定化せずに、教訓等を「持続可能な社会・地域づくりの実現、日常生活、自分自身の行動変容等」の“これからの未来”に視野を広げ、自分事としてどう活かすか探究・創造するアウトプット。この一連のプログラムにより、アクティブラーニングの手法を用いた「主体的・対話的で深い学び」を実現します。
見る
施設見学、フィールドワークからありのままの姿”光“と”影“(復興の現状と課題)を体感
聞く
様々な立場(分野)で復興に挑戦する人々(ヒューマン)との“対話”
考える
震災・原発事故の教訓を未来(社会・地域・日常・自分自身)にどう活かすか「他人事」から「自分事」へ
復興に向かう確かな息吹や住民の帰還に向けて解決すべき課題などを五感で感じることができます。
館内の映像や展⽰などの豊富な資料から、震災・原発事故直後から現在までの経過・復興のあゆみの全体像を学ぶことができます。
住民、地域づくり、農林水産業、医療・福祉、原発・廃炉、エネルギーなど、学びのニーズに応じて対話の設定ができます。
学びを整理・共有、震災・原発事故の教訓を未来(社会・地域・日常・自分自身)に繋げて考える(「他人事」から「自分事」へ)
東北最大級の避難所「ビッグパレットふくしま」の運営で実際に起きた事例(正解のない問題)を運営スタッフとして解決する意思決定シミュレーションを行います。
東日本大震災及び福島第一原発事故で被害を受けた農業と観光の再生に向け、町の新たな特産品として国産バナナ「朝陽に輝く水平線がとても綺麗なみかんの丘のある町のバナナ」(略称:綺麗)の栽培に取り組んでいる施設です。
「東北地方で初のバナナの栽培」という新たなチャレンジに取り組んでいます。
福島第一原子力発電所の廃止措置に向けた技術開発と実証試験を行う施設です。研究管理棟と試験等で構成され、試験棟では廃炉に向けた様々な実規模(モックアップ)試験が行われています。また、ロボットをはじめとした遠隔操作機器やVR技術などを見学することができます。
リプルンふくしまは、放射性物質に汚染されたごみの埋立処分についてわかりやすく学べる体験型の情報館です。
特定廃棄物の埋立処分事業の概要や必要性、安全対策、進捗状況などについて「動かし」「さわり」「遊び」ながら、「知る」ことができます。
学びのテーマや合宿と学びのバランスなど、多様なニーズに合わせたホープツーリズムの実施が可能です。
1日目 | 11:30 | 【双葉町】東⽇本⼤震災・原⼦⼒災害伝承館/周辺エリア |
導入 | ガイダンス(20分) | |
食事 | 昼食(40分) | |
見る | 伝承館見学(60分) | |
見る | フィールドワーク(60分) 浪江町沿岸部、大平山霊園、JR双葉駅など |
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聞く | [住民分野]被災住民の方との対話(40分) ※他分野への変更も可能 |
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考える | 振り返り(アウトプット)(60分) | |
18:00 | 双葉エリア宿泊施設着 | |
2~5日目 | 合宿 | 双葉エリア(練習、地元学校と交流試合) |
1~3日目 | 合宿 | 双葉エリア(練習、地元学校と交流試合) |
4日目 | 8:30 | 双葉エリア宿泊施設発 |
9:20 | 【双葉町】東日本大震災・原子力災害伝承館/周辺エリア | |
導入 | ガイダンス(20分) | |
見る | 伝承館見学(60分) | |
見る | フィールドワーク(60分) 浪江町沿岸部、大平山霊園、JR双葉駅など |
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食事 | 昼食(40分) | |
聞く | [住民分野]被災住民の方との対話(40分) ※他分野への変更も可能 |
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考える | [防災・減災分野]避難所運営シミュレーション教材「さすけなぶる」を使用したワークショップ(90分) | |
考える | 振り返り(アウトプット)(60分) | |
17:40 | 双葉エリア宿泊施設着 | |
5日目 | 合宿 | 双葉エリア(練習) |